床・フローリング張替えにかかる日数
このページでは「床・フローリング張替えにかかる日数」をご紹介しています。
現在、床張替えを検討されている方にとって、工事にどれくらい日数がかかるのかは気になるポイントではないでしょうか?
どんなリフォームでも多かれ少なかれ生活に影響が出ますが、床張替え工事中は歩くこともできなくなるため影響はさらに大きくなります。
ここでは、気になる床張替えにかかる日数についてご紹介します。
床張替えはなぜ生活への影響が大きいのか?
まず、床張替えを行う場合の生活への影響について見ていきましょう。
もちろん床張替えといっても、場所によって影響度合いは違ってきます。
例えば、お風呂の脱衣所や洗面所であれば、工事が長引いても他の場所で済ますことができるかもしれません。
しかし、台所やリビング、寝室といった場所であれば影響は大きくなります。
毎日の生活に必要な場所ですし、家電や家財道具など沢山のモノが置いてあります。
床張替えの場合は、基本的にはそれらのモノを全て移動させておかなければいけないですし、施工中は部屋がほぼ使えなくなります。
同じような内装工事でも壁のクロスの張替えなどの場合は、荷物を部屋内で移動させるだけで済む場合もありますし、1日の工程が終われば、部屋を使うこともできるかもしれません。
つまり、床張替えは工事中の生活に与える影響が非常に大きく、かかる日数も考えてリフォームを検討しなければいけないのです。
床張替えにかかる日数について
では、いくつかの床張替え工事について、目安となる日数について見ていきましょう。
ここでは6畳相当の広さで、シンプルな形状の部屋の床張替えの場合を例にしています。
また、どれも床下地には腐食や損傷等の問題が無いと想定しています。
フローリング床の場合
フローリング床の場合、
・既存のフローリング材を撤去して床材を張っていくのか?
・既存のフローリング材の上から増し貼りするのか?
このどちらを選ぶかで違ってきますが、およそ以下の日数が目安となります。
・既存のフローリング材の撤去、下地の処理に約1~2日
・新しいフローリング材の新設に約1~2日
つまり、既存のフローリングを撤去する場合で2~4日、増し貼りの場合で1~2日となります。
もちろん、同じ6畳でも部屋の形状が入り組んでいたり、キッチンのように床下収納などがあれば、その分手間がかかったりもします。
現場の状況によって、工事にかかる時間や日数は違ってくる点に注意しましょう。
また、根太や下地板の状態が悪ければ、さらに工期が伸びる場合もあります。
また、フローリング以外の床からの張替えの場合についてですが、クッションフロアといった床材の場合は、撤去にフローリングほど時間がかかりません。
半日~1日もあれば完工するので、全体でも1~2日ぐらいが標準的な期間と言えるでしょう。
ただし、和室から洋室など元々の部屋が畳敷きだった場合は、プラスで1日程度想定しておいた方が良いので、3〜4日程度必要になるかもしれません。
クッションフロアの場合
クッションフロアの場合は、撤去にかかる時間がフローリングほど必要ではありません。
そのため、大抵の場合1日で完工することも多いです。
ただしこれは既存の床がフローリングでない場合です。
フローリングを剥がすのに手間がかかる場合は、その作業に1日程度かかることもあるので、その分追加で日数が必要となってきます。
畳の場合
畳床の張替えには、大きく分けて以下の3種類があります。
・芯の部分や畳床はそのままで、表面の畳表だけを裏返す場合
・芯の部分や畳床はそのままで、表面の畳表だけを新調する場合
・新しい畳に入れ替える場合
このうち、畳表だけを変える場合は、現在敷いてある畳を引き上げて加工することになりますが、6畳程度であれば1日で終わることが多いです。
また、新調する場合は、あらかじめ部屋の寸法を測っておいて製作することになるので、すぐに新しい畳を敷いてもらえるはずなので日数のことを気にする必要はありません。
床・フローリング張替えにかかる日数 まとめ
床張替えにかかる日数についてご紹介しました。
もちろん、ケースバイケースで日数等は変わってきますが、床張替えは生活に及ぼす影響が大きい工事です。
工事を検討される際は、どれぐらいの日数がかかるのかをあらかじめ調べておきましょう。